沖縄外傷セミナー


     

   【募集締め切り】第79回 JPTEC沖縄外傷セミナー(プロバイダーコース)

 

              

 

   日     時 : 2024年3月2日(土) 8:30~17:30 

 場     所 : 沖縄県消防学校

 募     集 : 24名

 受   講   料 : 10,000円

 応 募 期 間 : 未定

   備     考  :  飲み物、昼食は各自で準備をお願いします。

 沖縄県MC協議会共催予定

 

   
 【締め切りました】受講申し込み(上段の各コース受講申し込み↑)

 

【選考基準】
①JPTECコース概念から消防機関はもちろん医療機関等を含め実務にあたるメディカルコントロール協議会(救急医療)関係を優先。
②これまでのコース申し込み者を上記の応募状況を考慮しながら優先する方向で検討する。
③県内の消防・医療機関からの応募を優先。
④職種、資格、地域、所属にかたよりが出ないよう配慮する。
⑤以上を、JPTEC沖縄運営担当/世話人と協議の上、最終決定とする。

 

問い合わせ 

   


初の病院搬入前の外傷処置教育訓練コースであるInternational Trauma LifeSupport(ITLS)は、パラメディック(救急救命士)や救急医療関係者向けに1982年8月開始されました。アメリカ救急医学会アラバマ支部の地方プロジェクトとして始まりました。導入時のBTLSは、ATLS (AdvancedTrauma LifeSupport)に基づいて作られました。しかし、病院到着までの状況と病院での状況はまったく違うので、ITLSはATLSとさまざまな点で異なっています。 ITLSはアメリカ救急医学会と救急医協会(National Association of EMS Physicians) によって後援されています。ITLSは世界に広がり,現在、世界27カ国で正式コースが開催され、20カ国で支部が設立されています。 まさにITLSは単なる教育コースというだけではなく、病院前救護のインストラクターの国際的な組織となり、各支部の代表が国際会議で話し合うようになっています。組織の目的は、外傷処置訓練を世界規模で促進し、ITLSコースを最新でハイレベルなものに保つことです。


平成15年6月26日我が国に於ける病院前の外傷観察処置標準化フロクラムの普及を目的とし、Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care (JPTEC)協議会が発足致しました。本協議会は日本救急医学会メデイカルコントロール体制検討委員会の下部組織として位置付けられ、実際の運営は日本救急医学会各地方会傘下のJPTEC協議会地方支部が担当する事と致しております。JPTECは日本救急医学会公認の病院前外傷教育プログラムであり、医師向けのJapan Advanced Trauma Evaluation and Care  ( JATEC ) との整合性を保つことにより、病院前から病院内まで一貫した思想のもとに標準的な外傷教育を行い、我が国において防ぎうる外傷死亡(preventable trauma death; PTD)の撲滅を目指すものです。発足から4年を迎えるにあたり有資格者数が約3万人となるなど、病院前標準的外傷教育プログラムとして認識が高まってきました、そこで平成19年度からは事業規模の拡大に伴い有限責任中間法人として再スタートしました。